続いては時代が遡って、フランスバロックを代表する作曲家ジョセフ・ボダン・ド・ボワモルティエによるソナタ。
このOp.26はチェロまたはファゴットと通奏低音のための5曲からなるソナタ集の第2曲目で、急緩緩急の4楽章構成である。
情熱的な第1楽章ならびにオーソドックスなアダージョの第3楽章の後にはそれぞれ第2楽章アルマンド、第4楽章ジーグと舞曲が配置された、バロック・ソナタにおける室内ソナタである。
メロディアスで親しみやすく、大変優れた作品であると思うのだが、何故か本家のチェロやファゴットにも殆ど録音を見つけることが出来ない…。
なお、今回使用している楽譜はMusica Rara出版、ロナルド・タイリー氏の編纂によるものであるが、ピアノ右手パートがシンプルながらも美しく絶妙で、楽譜として大変価値のあるものである。
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